メキシコ連邦労働省はこのほど、2020年3月31日にメキシコ保健省が発行した政令の遵守状況を確認し、当該職場で行われる活動が不可欠であるかどうかを判断するために、検査官が職場訪問を行う際のガイドラインを発表しました。訪問対象となる企業は、何らかの手段で、企業が要求される労働基準を遵守していない可能性が高いことが判明している企業、または、従業員がCOVID-19への曝露により健康を損なうような状況で働いていると主張する苦情や報告書が提出されている企業です。ガイドラインには、検査で確認される情報および文書が記載されています。事業場が必要不可欠と判断された場合、検査官は、社会的距離、衛生、脆弱な従業員の保護に関する義務などを含む、政令に定められた措置が遵守されているかどうかを確認することになります。事業場が必要不可欠とみなされない場合、メキシコの労働当局はその事業場の活動を直ちに停止するよう命令します。検査ガイドラインの英訳は、以下のリンクからご覧いただけます。http://localhost:10013/wp-